ロレックス秘密主義とデマ

ロレックスは営利企業ではあるが、「ハンス・ウィルスドルフ財団」という基金をベースにしている財団法人組織であって実態を公にする義務がなく、社内資料をほとんど公にはしていない(それでも、近年は以前と比べて格段に多くの情報が公開されるようにはなっている)。そのため、その人気と相俟って世間には多くのデマが流布している。以下はその一例。
創業者はルース・ハイドフェルド
英語サイトでは例外なく「ハンス・ウィルスドルフ」(Hans Wilsdorf) )とされており、ルース・ハイドフェルド説を唱えているサイトは例外なく原語表記を併記していないことで明らかなようにこれは日本に限定して流布しているデマである。
ロレックスは1908年にスイスに移った
この年はスイスで商標を初登録した年である。スイス移転は上記略歴のように単純に「何年」と言えるようなものではない。
ラインホルト・メスナーがエベレスト単独無酸素登頂を達成した時にエクスプローラーIIを使用した
ロレックスがメスナーを使って宣伝した事実はあるし愛用はしたかも知れないが、実際にエベレスト単独無酸素登頂時に使用されたのはオイスタークォーツである。
クォーツは試作のみで量産していない
1970年代後半から1990年代にかけてオイスタークォーツを量産し、一時は生産の1割がクォーツだった。また、ロレックス時計美品 現行モデルにおいてもドレスウォッチの「チェリーニ」シリーズにはクォーツモデルがある。

ロレックス時計美品