2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

香り 調合の由来

1920年初頭、フランスのリヴィエラで恋人のロシア貴族ディミトリ大公からエルネスト・ボーを紹介された当時、シャネルの中には現代的な香りを生み出したいという着想があった。 ボーはアルフォン・ラレー社の熟練調香師で、そこで1988年から働いていた。 ラ…

1990年代以降

1990年代、シャネルNo.5には、他のどの香水ブランドよりも多額の広告費がかけられたという。 キャロル・ブーケは、この時期のシャネルの顔であった。 2011年現在、シャネルNo.5にかけられる広告費は、年に2000万ドルから2500万ドルだと推定される。 2003年、…

1950年代

1950年代、シャネルNo.5のブームは、マリリン・モンローによって再燃した。モンローは香水の宣伝を頼まれたわけではなかったが、大いなる宣伝の機会となった。1954年のインタビューで、何を身に着けて眠るのか尋ねられた際、映画スターは「シャネルNo.5を5滴…

1940年代

1940年代初期、ブランドの露出を増やすのが産業界の定法だった時代に、「パルファム・シャネル」は正反対の道を行き、実際に広告量は減少していた。 1939年と1940年には、広告は重要視されたが、1941年以降それらは劇的に削減され、印刷広告はほとんど実施さ…